2026.11.04

「Amazon広告にはどんな種類がある?」
「Amazonで商品を販売していなくても広告を出せる?」
「スポンサープロダクト広告やAmazon DSPは何が違う?」

このような疑問を持つ企業のEC担当者や広告担当者も多いのではないでしょうか。

Amazon広告とは、Amazonの商品検索結果や商品詳細ページをはじめ、Prime Video、Twitch、Fire TV、さらにAmazon以外のWebサイトやアプリなどにも広告を配信できる広告サービスです。

Amazonで商品を探している購買意欲の高いユーザーへ直接アプローチできる「スポンサープロダクト広告」だけでなく、ブランド認知を高める「スポンサーブランド広告」、Amazon内外へ配信できる「ディスプレイ広告」、動画・ストリーミングTV広告など、広告目的に応じてさまざまな方法を利用できます。

さらに2026年9月には、従来の広告コンソールとAmazon DSPが、AIを搭載した統合広告プラットフォーム「Amazon Adsエージェント」へ統合されました。
Amazon広告は、商品検索結果に広告を表示するだけのサービスから、認知から購入までを横断して支援する広告プラットフォームへ進化しています。

本記事では、大阪のSNS運用会社 BEASTARが、Amazon広告の種類や仕組み、費用、ターゲティング、メリット・注意点まで詳しく解説します。

※本記事は2026年10月時点の最新情報をもとに作成しています。

Amazon広告とは?

Amazon広告は、Amazonが提供する広告サービス「Amazon Ads」の総称です。

Amazonの商品検索結果や商品詳細ページなどで見かける「スポンサー」と表示された商品だけでなく、

・Amazonストアの商品検索結果
・商品詳細ページ
・Prime Video
・Twitch
・Fire TV
・Amazon所有の各種サービス
・Amazon以外のWebサイトやアプリ

など、さまざまな場所へ広告を配信できます。

Amazon広告の大きな特徴は、ユーザーの「ショッピング」に関するシグナルを広告配信へ活用できることです。

Amazonを利用するユーザーは、「何か面白い商品はないかな」と漠然と閲覧しているだけでなく、
「化粧水」「ワイヤレスイヤホン」「収納ボックス」
など、具体的な商品を探すためにAmazonへアクセスしているケースも多くあります。

検索結果や商品詳細ページなど、購入を検討しているタイミングで広告を表示できるため、商品販売との相性がよい広告媒体です。

一方、現在のAmazon AdsはAmazon内での販売促進だけを目的としたサービスではありません。
ディスプレイ広告や動画広告などを利用すれば、Amazonストアに商品を出品していない企業でもAmazonの広告ソリューションを利用できる場合があります。

Amazon広告がおすすめの企業

Amazon広告は、特に次のような企業に向いています。

・Amazonで商品を販売している
・Amazonでの売上をさらに伸ばしたい
・新商品を発売したばかりで認知を増やしたい
・競合商品を検討しているユーザーへ自社商品を訴求したい
・ブランドとしての認知を高めたい
・Amazon内の検索行動を広告に活用したい
・動画を使って商品の魅力を伝えたい
・Amazon以外のユーザーにも広告を配信したい

Amazon広告の種類については後述しますが、ディスプレイ広告やストリーミングTV広告などでは、Amazonで商品を販売していない企業も利用できます。

そのため、「Amazon広告=Amazon出品者だけが使う広告」とは限りません。

Amazon広告で押さえておきたい変更点

Amazon広告は2026年に大きく変化しています。

古い解説記事を見ると、
「Amazon広告=スポンサープロダクト・スポンサーブランド・スポンサーディスプレイ・Amazon DSP」
と説明されていることがありますが、2026年10月現在は名称や管理環境が変わっています。

広告コンソールとAmazon DSPが「Amazon Adsエージェント」へ統合

Amazonは2026年9月29日、Amazon DSPと従来の広告コンソールが「Amazon Adsエージェント」へ統合されたことを正式発表しました。

Amazon DSPとは、Amazonが提供していたプログラマティック広告の仕組みです。Amazonが保有するオーディエンスシグナルなどを活用しながら、Amazon内外のWebサイトやアプリ、動画、ストリーミングTVなどへ広告を配信できました。
Amazonで商品を販売していない企業でも利用できる点が特徴です。

「Amazon Adsエージェント」では、
・スポンサー広告
・ディスプレイ広告
・動画広告
・音声広告
・フルファネルキャンペーン 
などを一つの環境で管理できます。

従来はスポンサー広告とAmazon DSPを別々のツールで管理していましたが、現在は一つのプラットフォームへ統合されています。

さらに、自然言語を使って、
・メディアプランを作成する
・キャンペーンを管理する
・広告を最適化する
・広告結果を分析する
といった操作を支援するAI機能も強化されています。

Amazon DSPの機能はDVA+へ

「Amazon DSPがなくなったの?」と疑問に思う方もいるでしょう。

Amazon公式によると、Amazon DSPで利用されていたプログラマティック広告の機能は、Amazon Adsエージェントへ引き継がれています。
オーディエンスターゲティングやフリークエンシー管理、カスタム入札などの高度な機能は、「DVA+」の詳細設定から利用できます。

DVA+では、1つのキャンペーンから、
・ディスプレイ広告
・オンライン動画広告
・ストリーミングTV広告
・音声広告
などを活用し、Amazonのサービスやオープンインターネット上のユーザーへ広告を届けられます。

そのため2026年現在は、「Amazon DSPという別の広告管理画面を使う」というより、
Amazon DSPで提供されていたプログラマティック広告機能がAmazon Adsエージェントへ統合された
と理解すると分かりやすいでしょう。

スポンサーディスプレイ広告は「ディスプレイ広告」へ名称変更

従来の「スポンサーディスプレイ広告」も変更されています。
Amazon公式では、スポンサーディスプレイ広告がより包括的な「ディスプレイ広告」ソリューションへ統合され、名称も「ディスプレイ広告」に変更されたと案内しています。

現在のディスプレイ広告では、Amazonの商品ページだけでなく、
・Twitch
・Fire TV
・Echo Show
・Amazonの各種プロパティ
・オープンインターネット上の広告枠
などへリーチを広げられます。

古い記事で「スポンサーディスプレイ広告」という名称を見かけた場合は、現在の「ディスプレイ広告」に該当するものと考えるとよいでしょう。

Amazon広告の主な種類

Amazon広告には、目的や掲載場所によってさまざまな種類があります。
企業がまず押さえておきたいのは、次の広告です。

代表的なAmazon広告を整理すると、次のようになります。

広告主な目的主な掲載場所主な課金方式
スポンサープロダクト広告商品販売検索結果・商品ページなどCPC
スポンサーブランド広告ブランド認知・商品販売検索結果・商品ページなどCPC・vCPMなど
ディスプレイ広告認知・検討・再アプローチAmazon内外CPC・vCPMなど
動画広告認知・検討Amazon、Twitch、オープンインターネットなど配信方法により異なる
ストリーミングTV広告大規模な認知・ブランド訴求Prime Video、Twitch、Fire TVなどCPM
DVA+フルファネルAmazon内外キャンペーンにより異なる

「Amazon広告」と一口に言っても、目的やターゲットによって選ぶ広告は異なります。

Amazonで販売している特定商品の売上を増やすのであればスポンサープロダクト広告、ブランド全体の認知を広げるならスポンサーブランド広告やディスプレイ広告、より幅広いユーザーへ動画でリーチしたい場合はストリーミングTV広告やDVA+などが候補になります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

スポンサープロダクト広告

スポンサープロダクト広告は、Amazon広告の中でも代表的な広告です。
個々の商品を訴求するクリック課金制(CPC)の広告で、ユーザーが広告をクリックしたときに広告費が発生します。

Amazonストアでは、
・商品検索結果ページの上部
・検索結果内
・商品詳細ページ
などに広告が表示されます。

ユーザーが広告をクリックすると、その商品の商品詳細ページへ移動します。

たとえばユーザーがAmazonで「折りたたみ傘」と検索したときに、自社の折りたたみ傘を検索結果へ表示させるといった使い方ができます。

スポンサープロダクト広告の特徴

・個々の商品を直接訴求できる
・クリックされた場合に広告費が発生する
・検索結果や商品詳細ページに表示できる
・キーワードや商品をターゲットにできる
・商品購入に近いユーザーへアプローチしやすい

Amazonで商品販売を行っており、「まずAmazon広告を始めたい」という場合に、最初に検討しやすい広告です。

オートターゲティングとマニュアルターゲティングがある

スポンサープロダクト広告では、主にオートターゲティングとマニュアルターゲティングを利用できます。

種類方法
オートターゲティングAmazonが商品情報や過去の検索データなどをもとに、広告と関連性の高い検索や商品を自動で判断する
マニュアルターゲティング広告主自身がキーワードや商品などを設定する

さらに、広告を表示したくない検索などを指定する「除外ターゲティング」も利用できます。

最初はオートターゲティングで検索データを集め、成果につながるキーワードを見つけてマニュアルキャンペーンへ反映するといった運用も可能です。

スポンサーブランド広告

スポンサーブランド広告は、特定の商品だけでなく「ブランド」そのものをアピールしたい場合に活用できる広告です。

広告には、
・動画
・画像
・複数商品をまとめたコレクション
などを利用できます。

Amazonの商品検索結果上部などの視認性が高い場所に掲載され、ブランドストアや商品詳細ページへの誘導に活用できます。

スポンサーブランド広告の特徴

・ブランド名やロゴを訴求できる
・複数の商品をまとめて紹介できる
・動画広告を利用できる
・ブランドストアへの誘導ができる
・検索結果上部など目立つ場所へ掲載できる

スポンサープロダクト広告が「個々の商品販売」に強いのに対し、スポンサーブランド広告は、「ブランドそのものを知ってもらう」「複数の商品を比較してもらう」といった目的にも向いています。

キーワード・商品ターゲティングを利用できる

スポンサーブランド広告では、キーワードターゲティングと商品ターゲティングを利用できます。

商品ターゲティングでは、
・特定の商品
・商品カテゴリー
・ブランド
などをもとに広告を表示できます。

たとえば自社と似た商品を閲覧しているユーザーに広告を表示し、比較検討の候補として自社ブランドを知ってもらう使い方もできます。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告は、画像や動画などを使ってAmazon内外のユーザーへ広告を届ける広告です。
以前は「スポンサーディスプレイ広告」と呼ばれていた広告も、現在は包括的なディスプレイ広告ソリューションへ統合されています。

配信先には、
・Amazonの各種サービス
・Twitch
・Fire TV
・Echo Show
・オープンインターネット上のプレミアム広告枠
などがあります。

ディスプレイ広告の特徴

・Amazonの商品検索中以外のユーザーにもリーチできる
・Amazon内外へ広告を配信できる
・画像や動画を活用できる
・オーディエンスをもとに広告を配信できる
・Amazonで商品を販売していない企業でも利用できる場合がある

Amazon公式では、Amazonストアに商品を出品していない企業もセルフサービスのディスプレイ広告を利用できると案内しています。
そのため、メーカーやEC事業者だけでなく、サービス企業などもAmazon Adsのオーディエンスシグナルを活用できる可能性があります。

動画広告

Amazon Adsでは動画広告も利用できます。

Amazonの動画広告は、
・Amazon.com
・Twitch
・Prime Video
・スポーツのライブ中継
・オープンインターネット上のプレミアムパブリッシャー
など、さまざまな場所への配信に活用できます。

動画で、
・商品の使い方
・商品の特徴
・ブランドストーリー
・サービスの利用イメージ
などを伝えられるため、静止画だけでは魅力を説明しにくい商材にも向いています。

Amazonの商品検索結果や商品ページなどで動画を見せる方法もあるため、商品を比較検討しているユーザーへ具体的な使用イメージを伝えたい場合にも活用できます。

ストリーミングTV広告

ストリーミングTV広告は、TV番組や映画、ライブコンテンツなどの再生前・途中・再生後に表示される動画広告です。

主な配信先には、
・Prime Video
・Twitch
・スポーツのライブ中継
・Fire TVチャネル
・主要なサードパーティのTVパブリッシャー
などがあります。

フルスクリーンのスキップ不可動画として表示されるため、大きな画面でブランドや商品の認知を高めたい場合に活用できます。

Amazonに商品を出品していなくても利用可能

ストリーミングTV広告を利用するために、Amazonストアで商品を販売している必要はありません。

そのため、
・自動車
・金融
・旅行
・通信
・不動産
・アプリ
など、Amazonで直接販売しない商品・サービスの広告にも利用できます。

従来のテレビCMより柔軟にオーディエンスを設定し、効果測定につなげやすい点も特徴です。

Amazon AdsエージェントのDVA+とは?

DVA+は、2026年にAmazon Adsエージェントへ導入された、ディスプレイ・動画・音声広告を横断して運用するための広告ソリューションです。
DVAの名称は、「Display」「Video」「Audio」の頭文字に由来しています。

1つのキャンペーンから、
・ディスプレイ
・オンライン動画
・ストリーミングTV
・音声広告
を利用し、Amazonのサービスだけでなくオープンインターネットへも広告を配信できます。

従来Amazon DSPを利用していた広告主が使用していた、
・高度なオーディエンスターゲティング
・フリークエンシー管理
・カスタム入札
・プログラマティック広告購入
なども、Amazon Adsエージェント内で利用できるようになっています。

大規模な認知施策やAmazon外を含むフルファネルマーケティングを行いたい企業では、スポンサー広告だけでなくDVA+なども選択肢になります。

Amazon広告にかかる費用

Amazon広告には、「月額○万円」「1クリック○円」といった一律の料金はありません。

広告の種類や入札、競合状況、ターゲットなどによって実際の広告費が変動します。

スポンサープロダクト広告の費用

スポンサープロダクト広告はクリック課金制です。
広告が表示されただけでは料金は発生せず、ユーザーが広告をクリックした際に費用が発生します。

月額料金や前払い料金はなく、広告主自身で予算と入札額を設定できます。

Amazon公式では、多くの広告主に対してキャンペーン1件あたり1日10米ドル、または各国の同等額以上を推奨していますが、実際の予算はビジネスに無理のない範囲で設定するよう案内しています。

スポンサーブランド広告の費用

スポンサーブランド広告では、キャンペーン目標などに応じて、
・CPC(クリック課金)
・vCPM(ビューアブルインプレッション1,000回あたりの費用)
などを利用できます。

CPC・vCPMキャンペーンについては、最低出稿料金はありません。

ディスプレイ広告の費用

セルフサービスのディスプレイ広告では、
・CPC
・vCPM
の料金体系を利用でき、キャンペーンの最低出稿額要件はありません。

ストリーミングTV広告の費用

スポンサー広告として利用するストリーミングTV広告は、CPM方式で課金されます。
Amazon公式では最低予算は必要ないと案内されています。

このように、Amazon広告は広告の種類によって課金方法が異なります。
「Amazon広告はいくらかかるか」だけを考えるのではなく、
「何を目的として、どの広告へ、いくら投資するのか」を設計することが重要です。

Amazon広告でよく使われる指標

Amazon広告を運用するときは、クリック数や売上だけでなく複数の指標を確認します。

インプレッション

広告が表示された回数です。
広告がどの程度ユーザーへ露出しているかを確認できます。

CTR

CTRはクリック率です。
広告が表示された回数のうち、どの程度クリックされたかを表します。

広告画像や商品、掲載キーワードなどの関連性を確認する際に利用できます。

CPC

CPCは1クリックあたりにかかった広告費です。
検索広告型のスポンサープロダクト広告などで重要な指標です。

CVR

広告をクリックしたユーザーのうち、どの程度購入などの成果につながったかを見る指標です。
広告のターゲティングだけでなく、商品ページの内容や価格、レビューなどによっても変化します。

ACOS

Amazon広告で特に重要なのが「ACOS」です。
ACOSは「Advertising Cost of Sales」の略で、日本語では広告費売上高比率と呼ばれます。

計算式:ACOS=広告費÷広告経由の売上×100

例

広告費20,000円
広告経由売上100,000円
ACOS20,000円 ÷ 100,000円 × 100=20%

ACOSが20%なら、広告経由売上の20%を広告費として使用しているという意味です。

ROAS

ROASは広告費用対効果を表す指標です。
Amazon公式では、ROASはACOSの逆数の関係にあると説明しています。

計算式:ROAS=広告経由の売上÷広告費

ただし、
「ACOSは低ければ低いほどよい」
「ROASは高ければ高いほどよい」
と単純に判断するのはおすすめできません。

商品の利益率や、新商品をどこまで積極的に販売したいかなどによって、適切な水準は異なります。
Amazon広告の具体的な改善方法については、別記事で詳しく解説します。

【関連記事】Amazon広告の運用方法とは?ACOS・ROASを改善するコツを解説

Amazon広告のターゲティング方法

Amazon広告では、広告の種類によってさまざまなターゲティングを利用できます。

キーワードターゲティング

ユーザーがAmazonで検索するキーワードをもとに広告を表示する方法です。

たとえば自社が水筒を販売している場合、
・水筒
・ステンレスボトル
・水筒 500ml
など、ユーザーが商品を探す際に入力するキーワードを設定できます。

スポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告で利用されます。

商品ターゲティング

特定の商品やカテゴリーなどをもとに広告を表示する方法です。

たとえば競合商品の商品詳細ページなどで自社商品を訴求し、比較検討中のユーザーへアプローチできます。

Amazon公式では、商品ターゲティングについて特定の商品だけでなく、カテゴリーやブランドなども活用できると説明しています。

オーディエンスターゲティング

ディスプレイ広告やDVA+などでは、Amazonが保有するショッピングやストリーミングなどのシグナルを活用して、関連性の高いオーディエンスへ広告を届けることができます。

これにより、「今どの商品を検索しているか」だけではなく、より広いユーザー行動をもとに広告配信を考えられます。

Amazon広告のメリット

購入に近いユーザーへアプローチしやすい

Amazonを訪れるユーザーの中には、具体的な商品を購入する目的で検索している人も多くいます。
検索結果や商品ページへ広告を表示できるため、購入を検討しているタイミングで自社商品を訴求できます。

特にスポンサープロダクト広告は、広告をクリックすると直接商品詳細ページへ移動するため、購入までの導線が短いことが特徴です。

広告から購入までAmazon内で完結できる

一般的なWeb広告では、

広告
↓
企業サイト
↓
ECサイト
↓
購入

など、複数のページを移動する場合があります。

一方Amazon広告では、

商品検索
↓
広告
↓
商品詳細ページ
↓
カート
↓
購入

とAmazon内で購買行動を完結できます。
ユーザーが普段利用しているAmazonの購入環境をそのまま活用できることは、大きなメリットです。

検索キーワードを広告に活用できる

Amazon内で商品を検索しているユーザーへ広告を表示できます。

検索キーワードには、「ユーザーが何を買おうとしているのか」という購買意図が表れやすいため、商品と関連性の高い検索に広告を表示することで売上につなげやすくなります。

Amazon以外にも広告を広げられる

現在のAmazon AdsはAmazonストア内だけの広告ではありません。

ディスプレイ、動画、ストリーミングTV、DVA+などを利用することで、
・Prime Video
・Twitch
・Fire TV
・オープンインターネット
などにも広告を展開できます。

認知から購入まで、フルファネルで広告を設計できることもAmazon Adsの特徴です。

広告結果を売上と結びつけて分析できる

Amazon広告では、
・広告費
・クリック
・注文
・広告経由売上
・ACOS
・ROAS
などを確認できます。

単なるクリック数だけでなく、広告によってどれだけ売上が発生したかを確認しながら改善できます。

Amazon広告の注意点・デメリット

広告を出せば必ず売れるわけではない

Amazon広告によって商品ページへユーザーを集めても、商品自体に魅力がなければ購入にはつながりません。

たとえば、
・商品画像が分かりにくい
・商品タイトルや説明が不十分
・レビューが少ない
・競合より価格が高い
・配送条件で競合に劣る

といった状態では、広告クリックを集めてもCVRが上がらない可能性があります。

Amazon広告では、「広告運用+商品詳細ページの改善」をセットで考えることが重要です。

競争の激しい商品ではクリック単価が高くなる場合がある

Amazon広告では入札によって広告掲載が決まるため、競合が多いカテゴリーや人気キーワードではCPCが高くなる場合があります。

売上だけを見るのではなく、ACOSやROAS、商品の利益率まで確認しましょう。

Amazon独自の広告指標を理解する必要がある

一般的なWeb広告でも使われるCPCやCTRに加え、Amazon広告ではACOSが頻繁に使われます。

売上だけを見て、「たくさん売れたから成功」と判断せず、広告費を差し引いて利益が残っているか確認する必要があります。

2026年は管理画面・名称の変更に注意

2026年は、

・広告コンソール/Amazon DSPのAmazon Adsエージェントへの統合
・Amazon DSP機能のDVA+への統合
・スポンサーディスプレイ広告からディスプレイ広告への名称変更

など、大きな変更が行われています。

古いAmazon広告の記事やマニュアルを参考にすると、現在の管理画面や名称と一致しない場合があるため注意しましょう。

Amazon広告の出し方

Amazon広告の設定方法は、利用する広告によって異なります。

スポンサープロダクト広告の場合は、基本的に以下の流れで配信できます。

1広告する商品を選ぶ
2キャンペーン名を設定する
3予算を設定する
4ターゲティング方法を選ぶ
5入札額を設定する
6キャンペーンを開始する

ただし、成果を出すためには単に広告を公開するだけでなく、

・どの商品を広告するか
・どのキーワードを選ぶか
・オート/マニュアルをどう使い分けるか
・予算をいくらにするか
・除外キーワードをどう設定するか

などを考える必要があります。

具体的な設定方法は下記の記事で詳しく解説します。
【関連記事】Amazon広告の出し方とは?設定方法・キーワード選定を初心者向けに解説

Amazon広告に関するよくある質問

Q.Amazon広告はAmazonで商品を販売していない企業でも利用できますか?

広告の種類によります。

スポンサープロダクト広告などはAmazon内の商品販売を促進する広告ですが、ディスプレイ広告やストリーミングTV広告などは、Amazonストアで商品を販売していない企業でも利用できます。

Q.Amazon広告はいくらから始められますか?

広告の種類によって異なります。

スポンサープロダクト広告には月額料・前払い料金はなく、クリック課金制で予算を広告主が設定できます。
ディスプレイ広告やスポンサー広告経由のストリーミングTV広告にも最低出稿額が設定されていないものがあります。

ただし、「最低出稿額がないこと」と「少額でも十分な効果検証ができること」は別です。
一定量のクリックや売上データを集められる予算を確保しましょう。

Q.スポンサープロダクト広告とスポンサーブランド広告の違いは?

スポンサープロダクト広告は、個々の商品を広告して商品詳細ページへ誘導することを主な目的とします。

一方スポンサーブランド広告では、ブランドロゴや動画、複数の商品などを使い、ブランド自体をアピールできます。

商品の直接的な販売を狙うのか、ブランドの認知・検討まで広げるのかによって使い分けましょう。

Q.スポンサーディスプレイ広告はなくなったのですか?

従来のスポンサーディスプレイ広告は、Amazonの包括的な「ディスプレイ広告」ソリューションへ統合されています。

Amazon公式でも「スポンサーディスプレイ広告という名称が『ディスプレイ広告』に変更されました」と案内されています。

Q.Amazon DSPはなくなったのですか?

Amazon DSPで利用されていたプログラマティック広告機能は、Amazon Adsエージェントへ統合されています。

高度なプログラマティック機能は、現在Amazon AdsエージェントのDVA+にある詳細設定などから利用できます。
既存のAmazon DSPキャンペーンや設定、パフォーマンス履歴も引き継がれています。

Q.ACOSは何%なら良いですか?

すべての商品に共通する「理想のACOS」はありません。
商品の粗利率や広告目的、新商品の認知をどこまで重視するかなどによって適切な水準は異なります。

たとえば利益率の低い商品ではACOSが高すぎると赤字になりやすい一方、新商品の販売数やランキング向上を優先して、一時的に高いACOSを許容する場合もあります。

単純に競合他社のACOSと比較するのではなく、自社商品の利益構造から目標を設定しましょう。

まとめ|Amazon広告は商品販売からブランド認知まで幅広く活用できる

Amazon広告は、Amazonの商品検索結果や商品ページだけでなく、Prime Video、Twitch、Fire TV、オープンインターネットなど、さまざまな場所でユーザーへ広告を届けられる広告サービスです。

2026年9月には従来の広告コンソールとAmazon DSPがAI搭載の「Amazon Adsエージェント」へ統合され、広告運用環境そのものも大きく変化しています。

Amazon広告で成果を高めるためには、
・広告目的に適した種類を選ぶ
・購入意欲の高いキーワードを見つける
・商品ターゲティングを活用する
・入札額や予算を調整する
・商品詳細ページを改善する
・ACOSやROASまで確認する
といった継続的な運用が重要です。

特にAmazonでは、広告そのものだけでなく、商品画像や動画、商品ページなどのクリエイティブも購買判断に大きく影響します。

大阪のSNS運用会社 BEASTAR株式会社では、SNS運用や広告運用をはじめ、商品・サービスの魅力を伝える動画や広告クリエイティブ制作もサポートしています。

「Amazon広告を始めたいけれど、どの広告を選べばよいか分からない」
「Amazon広告を配信しているものの、売上につながらない」
「Amazon広告用の動画・クリエイティブを改善したい」
「広告運用からクリエイティブ制作までまとめて相談したい」

という企業担当者様は、ぜひBEASTARまでお気軽にご相談ください。
👉 BEASTAR株式会社に無料相談する

【参考】
Amazon Ads「広告商品とフォーマット」
Amazon Ads「スポンサープロダクト広告」
Amazon Ads「スポンサーブランド広告」
Amazon Ads「ディスプレイ広告」
Amazon Ads「ストリーミングTV広告」
Amazon Ads「Amazon Adsエージェント」
Amazon Ads「広告費売上高比率(ACOS)とは?」