2026.02.19
「毎日投稿しているのに、フォロワーが全く増えない……」
「いいねがつくのは、既存のフォロワーさんからだけ……」
企業のInstagram運用担当者様から、このようなご相談をよくいただきます。
その原因のほとんどは、Instagramの「おすすめ(レコメンド)」に載っていないことにあります。
2026年現在、Instagramの運用で成果を出すためには、フォロワーに向けた発信だけでは不十分です。
AI(アルゴリズム)に評価され、フォロワー以外の画面に表示される「おすすめ表示」を攻略できるかどうかが、アカウントの命運を握っています。
本記事では、そもそもInstagramの「おすすめ」とはどこを指すのか、どのような基準で選ばれているのか、そして自社の投稿をおすすめに載せるための具体的なテクニックについて徹底解説します。
Instagramの「おすすめ(レコメンド)」とは?

Instagramにおける「おすすめ」とは、まだフォローしていないアカウントの投稿のうち、AIが「この人はきっとこれを気に入るだろう」と予測して表示させる機能のことです。
具体的には、以下の3つの場所に表示されます。
①発見タブ(虫眼鏡アイコン)
アプリ下部の「虫眼鏡アイコン」をタップした先に広がる、タイル状に投稿が並ぶ画面です。
ユーザーが能動的に新しい情報を探しに行く場所であり、ここに掲載されることを通称「発見タブに載る(バズる)」と言います。
②フィード投稿の「おすすめ」
ホーム画面(タイムライン)をスクロールしていると、フォローしているアカウントの投稿の間に、突然知らないアカウントの投稿が流れてくることがあります。
これが「おすすめ投稿」です。
2026年現在、フィードの約3割〜5割近くがこの「おすすめ」で占められており、受動的なユーザーにリーチする最強の場所です。
③リールタブ(動画)
アプリ下部の中央にある動画アイコンが「リールタブ」です。
ここは基本的に「フォロー外」の動画が次々と流れてくる仕様になっており、実質的にほぼ100%が「おすすめ」で構成されている場所と言えます。
なぜ「おすすめ」に載らないといけないのか?
「フォロワーさんを大切にしていれば、いつか伸びるはず」
残念ながら、その考え方は今のInstagramでは通用しません。
投稿をしても、それが既存フォロワー全員のタイムラインに表示されるわけではありません。
実は、フォロワーの約20〜30%程度にしか届かない場合もあります。
また、既存フォロワーの中だけで運用していても、いつかは飽きられたり、ユーザーがInstagramをやめたりして、数字は徐々に下がっていきます。
つまり、新規層への露出がないと「ジリ貧」になるということ。
アカウントを成長させるには、「おすすめ」に載って、まだ見ぬ数万人のユーザー(潜在層)にアプローチし続けるしか方法がないのです。
どうやって決まる?「おすすめ」表示のアルゴリズム

では、InstagramのAIはどのような基準で「おすすめ」を選んでいるのでしょうか?
公式が発表しているアルゴリズムの主要な要素(シグナル)は、以下の4つです。
投稿への関心度(Interests)
ユーザーが過去に「いいね」「保存」「コメント」「シェア」をした投稿と、似たジャンルの投稿が優先されます。
(例:猫の動画にいいねした人には、別の猫の動画がおすすめされる)
ユーザーとの関係性(Relationships)
過去にやり取り(DM、コメント返信、タグ付けなど)があったアカウントは、「親密度が高い」と判断され、優先的に表示されます。
投稿の鮮度(Timeliness)
基本的には「新しい投稿」が優先されます。
ただし、検索流入や発見タブにおいては、数週間前の質の高い投稿が長く表示され続けることもあります。
反応率(Engagements)
企業アカウントが最も意識すべきなのがエンゲージメントです。
投稿直後の初速で、「どれくらいの人が反応(いいね・保存・シェア)したか」、そして「どれだけ長く見られたか(滞在時間)」によって、そのコンテンツの質がスコアリングされます。
投稿がフォロワーから高評価を得ると、フォロワー外にレコメンドされるようになり、さらにそこでも高評価を得ると、より多くの人にレコメンドされる仕組みです。
おすすめに表示させるための5つの攻略法

アルゴリズムの仕組みを踏まえ、2026年の今、企業が実践すべき具体的なアクションを5つ紹介します。
攻略法①「シェア」と「保存」を狙う
かつては「いいね」が重要でしたが、現在は「保存数(あとで見返したい)」と「シェア数(誰かに教えたい)」がアルゴリズム上で高い配点を持っています。
・保存される投稿:「見返さないと損する」ノウハウ、まとめ情報、カタログ的な投稿など
・シェアされる投稿:「これ知ってる?」「一緒に行こう」とDMしたくなる有益性・共感性の高い投稿、お出かけ情報など
攻略法②滞在時間(視聴維持率)を伸ばす
AIは「ユーザーが手を止めた時間」を計測しています。
どれだけ長く投稿を見てもらえるかがカギです。
・フィード投稿:1枚だけで完結させず、複数枚(カルーセル)にしたり動画を混ぜたりして、読み込ませる工夫をする。
・リール動画:冒頭2秒で惹きつけ、最後まで見たくなる構成(オチを用意する、最後に有益情報を持ってくる等)にする。
攻略法③アカウントの「ジャンル」を統一する
AIに「このアカウントは何の専門家か?」を正しく認識させる(ラベリング)必要があります。
「今日は社員ランチ会、明日は自社商品、明後日は社長の趣味……」とバラバラな投稿をしていると、AIは誰におすすめしていいか分からず、露出をストップします。
もちろん、AIだけでなく、見ているユーザーの混乱にも繋がります。
攻略法④フォロワーと「会話」する
投稿にコメントがついたら、すぐに返信しましょう。
さらに、ストーリーズのアンケート機能やDMを活用して、フォロワーとの「親密度」を高めておくことで、投稿時の初速(エンゲージメント)が安定し、おすすめに載りやすくなります。
攻略法⑤リール(Reels)を活用する
静止画(フィード)よりも、動画(リール)の方が圧倒的に「おすすめ」に載りやすい設計になっています。
特にフォロワーが少ない初期段階では、リール投稿の比率を上げるのが定石です。
自社の投稿が「おすすめ」されているか確認する方法

「自分のおすすめ欄には出てこないけれど、これって載ってるの?」
自社の投稿がおすすめ(発見タブ等)に載ったかどうかは、各投稿の「インサイト」にある2つの指標から判断できます。
リーチしたアカウントの「フォロワー以外」
まず、その投稿が内輪(フォロワー)だけで終わっていないかを確認します。
1.確認したい投稿の「インサイトを見る」をタップ。
2.「リーチしたアカウント数」の円グラフを確認する。
3.「フォロワー以外」の割合を見る。
ここが50%以上になっていれば、おすすめやハッシュタグなどを通じて、新規層への露出(拡散)がしっかりと起きている状態と言えます。
逆に数%しかない場合は、フォロワーにすら満足に見られていない(おすすめに載る前段階で脱落している)可能性があります。
インプレッションの内訳
次に、具体的に「どこから」流入したかを確認します。
インサイト画面を下にスクロールすると、「インプレッション数」の内訳が表示されます。
・ホーム:タイムラインからの閲覧(フォロワーが中心)
・発見(Explore):「発見タブ」からの流入
・リール(Reels):リール専用タブからの流入
・検索:キーワード検索からの流入
・ハッシュタグ:タグ検索からの閲覧(今はほぼない)
・その他:シェア(DM)や保存からの閲覧など
この中で「発見」や「[リール]タブ」から一定数の流入があれば、間違いなくおすすめに掲載されている可能性が高いです。
ここを増やしていくことが、Instagram運用の最大の目標となります。
Instagramの「おすすめ」に関するよくある質問(Q&A)

Q.「おすすめ」に載らない原因は何ですか?
A.主に3つの原因が考えられます。
1.エンゲージメント不足:投稿の質が低く、保存やいいねがついていない。
2.ジャンル不一致:AIがアカウントの属性を理解できていない。
3.ガイドライン違反:シャドウバン(おすすめ対象外)になっている。
【関連記事】TikTokで「アカウント警告」が出た!赤文字の原因やシャドウバンの直し方を徹底解説
Q.ハッシュタグをつければ載りますか?
A.ハッシュタグは補助的な役割です。
タグをつけるだけで載るわけではありません。
ただし、関連性の高いタグを3〜5個つけるのは有効です。
【関連記事】Instagramのハッシュタグが「上限5個」に!2026年からの新しい運用ルールと活用戦略
Q.毎日投稿しないと載りませんか?
A.必須ではありませんが、有利です。
投稿頻度が高いほうが、AIにデータを学習させる機会が増える、かつユーザーからの関心が高まるため、結果としておすすめに載る確率は上がります。
まずは2〜3日に1回のペースを目指しましょう。
まとめ
Instagramの「おすすめ」とは、アカウントを成長させるための登竜門です。
・「保存」と「シェア」される有益・共感コンテンツを作る。
・滞在時間を意識して、長く見てもらう。
・ジャンルを統一して、専門性をアピールする。
これらを意識して運用すれば、必ず「おすすめ」への道は開けます。
「理屈はわかったけれど、自社の商材でどう実践すればいいかわからない」
「今の投稿がなぜ伸びないのか、プロに診断してほしい」
そのようにお考えの企業担当者様は、ぜひBEASTARにご相談ください。
貴社のアカウントが「おすすめ」に載らない原因を特定し、最適な改善プランをご提案いたします。