2020.07.17
5Gの実用化や昨今のコロナ禍による社会の変化を受けて、動画を使った表現やビジネス手法への注目が高まっています。
動画を使った発信する方法としてまず頭に浮かぶのはYouTubeかと思いますが、高い編集スキルを求められるなどのことから、参入障壁が高くなっています。
そこで、編集スキルに自信がない方でも動画を活用しやすいのがInstagramなんです。みなさんご存じのようにInstagramは日本国内でも利用者が多く、発信できる内容は動画だけではないため、更新が手軽で発信頻度も増やしやすいSNSです。
今回は、Instagramで動画を投稿するメリットや、実際にInstagramで動画を活用している企業アカウントの事例についてご紹介します。
Instagramに動画投稿するメリット
商品・サービスの魅力がInstagramだけで伝えられる
当然のことながら、静止画像だけの表現よりも、動画を使った表現の方が伝えることができる情報量が多くなります。売りたい商品やサービスの利用方法や細かなデザイン、大きさやこだわりなど、画像だけでは伝わりにくい魅力を表現できます。
購入までの導線が確保されている
Instagramにはプロフィールに外部サイトなどへのリンクが設置できるなど、投稿を見た人が商品購入に至るまでの導線が確保されています。投稿した動画を見て興味をもってくれた人をいかにして製品のファン、顧客とするか、その道筋を考えながらビジネスを進めることができます。
Instagramに動画投稿する方法は2つ
Instagramに動画を投稿する方法は２つあります。
Instagramのフィード、ストーリーズに投稿する
Instagramでは、アプリ上で写真だけでなく動画の投稿もできます。お手持ちのスマホのカメラロールから動画を選択するか、その場で撮影したものを投稿すること可能です。ただし、Instagramアプリで投稿できる動画には、一つ制限があります。
それは、動画の再生時間が1分以内のものしか投稿できないことです。せっかく用意した動画でも、1分を超えたものだと編集し直して1分以内に収める、もしくは途中で切って2つの投稿として発信するなどの対応が必要になってしまいます。
長尺の縦型動画を投稿できるIGTV
前述の通り、Instagramで投稿できる動画は長さが、1分以内のものに限られます。これを解消するのが、Instagramが動画発信に特化したアプリとしてリリースしたIGTVです。
Instagramのストーリーズに代表されるようなスマホ特有の縦長サイズで、1～60分という長い動画を発信できます。Instagramのアカウントと紐づけていれば、一般の投稿と並ぶ形で、IGTVを使って発信した動画もInstagramの発見タブや自身のプロフィール上に表示されます。
Instagramで動画投稿をしている企業の事例
KohGenDo公式オリジナルムービー
TVで放映しているようなコマーシャルをInstagramでも、そのまま投稿する企業は多くみられます。その中で、化粧品メーカーの江原道さんは、Instagram上でしか展開しないオリジナルムービーを投稿しています。
Instagramの特徴である正方形のフレームに収まった動画で、手描きのイラストを交えることによって、見る人にとって身近で親近感を抱くような印象を与えています。
クックパッド公式レシピ動画チャンネル
一般ユーザーも気軽に自身のレシピが公開できるサービス「クックパッド」は、Instagram上でもレシピを紹介しています。WEB版が文字と画像での説明なのに対して、Instagramでは動画を使って調理の工程を発信しているのです。
調理のイメージや、細かいニュアンスまで表現できるため参考にする人が多く、Instagram上でも人気があります。
動画マーケティングはメリットだらけ
Instagramに動画を投稿するメリットや、実際に動画投稿を行っている企業の事例についてご紹介しました。
- 動画なら細かなデザインやこだわりを表現できる
- 長時間の動画を発信するならIGTVで
- 動画コンテンツはユーザーに寄り添った発信ができる
Instagramで動画を投稿して、ビジネスの幅を広げさらにファンを獲得しましょう！
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