2020.08.06
この記事をご覧いただいている方の中には、企業公式中の人のようなTwitter運営担当者として、Twitterを活用している方も多いのではないでしょうか?
そういった方の多くは、一般ユーザーとは違った目線でTwitterを使っているかと思います。
そうなると自然とマーケティング力が必要になってきますよね。
Twitterをビジネス目的で運営するには、Twitterの利用者と属性に関する情報など把握しておく必要があります。
そこで今回は、ナイル株式会社が10~60代の男女を対象に調査したTwitterの利用実態に関するアンケートの結果をもとに、日本国内のTwitter事情について解説します。
調査結果に見るTwitterのメインユーザー
Twitterは数あるSNSの中でも、日本国内では特に利用者が多いSNSです。
アンケートによると、10~60代男女のTwitterアカウント所有率は6割にも及びます。
それでは、世代別・男女別にTwitterの利用状況から、Twitterのメインユーザーについて分析してみましょう。
年齢層別Twitterアカウント所有率
年齢層別のTwitterアカウント所有率は以下の通りです。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000026355.html
Twitterのアカウント所有率は、若い世代ほど多い傾向にあります。
若い世代ほどスマートフォンの利用率が高いことやTwitterがLINEのように手軽なSNSである。ということが、若年層にウケていると考えられます。
中には、趣味用や現実の友達と繋がる用など、用途の異なる「裏垢」と言われるアカウントを複数所有しているという人も多くいます。匿名性の高いTwitterだからこそ、ということでしょうか。
男女・年齢層別Twitter利用状況
性別・年齢層ごとのTwitter利用状況は以下の通りです。
引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000026355.html
上記グラフを見てみると10~30代では、女性が6割を超える高い割合になっていることが分かります。
特に、20代の男女差は顕著でアカウント所有者の7割が女性です。トレンドに敏感な女性だからこそ、情報ツールとしてTwitterを利用しているのでしょう。また、最近の10代~20代のユーザーはTwitterをメッセージアプリとして使用しているユーザーも多く、SNSごとに様々な使い分けを行っているようです。
反対に、40~60代においては男性の方が所有率が高いです。これは、リアルタイムニュースを見たり、ビジネス的な用途でTwitterを利用している方が多くなるからでしょう。
以上の結果を照らし合わせると、Twitterのメインユーザーは10~30代の女性と40代~60代の男性であることが分かります。これは意外な結果ですね。
普及率の高さと幅広い利用方法を活かすマーケティングを
メインユーザーは若い女性とはいえ、Twitterは世代に多少の差はあれど、ここまで日本国内で利用者が多い媒体は他になかなかありません。
したがって、数多くのユーザー、そして多岐にわたる属性に向けて情報を発信することができます。
アカウントのブランディングや投稿内容、運用方針次第でTwitterをビジネスへ活かす方法はいくらでもあるんです。
今後もTwitterを利用したSNSマーケティングは欠かせません。Twitterについて日々勉強し、変化を付けたツイートなど様々な事を試し、リアクションを追いかけていきましょう。