2020.06.26
Instagramを利用していると、タイムラインやストーリーズ上で広告が表示されることがありませんか?
通常投稿との差がほとんどないため、広告だと気づかない方も多いのではないでしょうか。Instagram広告はユーザーに対して鬱陶しさを感じさせずに、自社の商品やサービスをPRできるところがポイントです。
インスタ映えする個性的な画像や、動画を手軽に見せるストーリーズが特徴のInstagramですが、どんな広告内容でどのような運用が出来るのでしょうか?
今回は、Instagram広告について解説をしていきます。
Instagram広告について
Instagram広告は、利用者のフィードやストーリーズ、発見タブ(アプリ内の虫眼鏡マークタップ先)へ画像や動画形式で掲載可能なSNS広告です。
Facebookと同様の広告システムを利用していて、FacebookとInstagramが持つ様々なユーザーデータを活用し、エリアや性別、年齢、興味関心などでターゲティング配信が可能な広告媒体です。
Instagram自体が画像と動画で表現される世界なので、視覚的な訴求や商品の世界観を伝えることが得意で、特に女性をターゲットとした商品やサービスをPRするのが向いているのではないでしょうか。
Instagram広告のクリエイティブ種類(静止画、動画、掲載面など)
画像広告(フィード、ストーリーズ、発見タブに掲載可能)
画像(静止画)と文章を掲載できる広告です。画像は「正方形」「横型(長方形)」「縦型(長方形)」に対応しています。
Instagramのフィード上に自然に掲載されるので、ユーザーに対して違和感なく広告を表示することが出来ます。
動画広告(フィード、ストーリーズ、発見タブに掲載可能)
画像と同様に、「正方形」「横型(長方形)」「縦型(長方形)」のフォーマットで配信可能です。最長120秒の動画で、音や動きなどを駆使した広告を掲載したいときに有効です。
カルーセル広告(フィード、ストーリーズ、発見タブに掲載可能)
複数の写真や動画を1つの広告で掲載することが可能です。スワイプさせることで次の写真や動画を見せることが出来る広告です。複数枚見せることで、ブランドストーリーを深く伝えることが出来ます。
ストーリーズ広告
Instagramストーリーズに掲載可能な広告です。利用者のストーリーズ上に自然と挿入されるようになっています。モバイルの画面全体を使用するため、迫力のある広告がユーザーにインパクトを与えます。最長120秒の動画が利用可能で、静止画でも広告として使用できます。
コレクション広告(フィードに掲載可能)
自社製品をカタログ形式にして表示できる広告です。ビジュアルで見る人の購買意欲を掻き立て、賞品の発見から購入までスムーズに促すことのできる広告フォーマットです。
発見タブ広告
発見タブ(虫眼鏡アイコン)をタップすると、自身がまだフォローしていないおすすめアカウントが表示されますが、そこに並んで表示される広告です。新しいものを積極的に探す人にリーチできる広告と言えます。
Instagram広告の課金タイミングは?
CPM(インプレッション)課金
広告が1,000回表示されるたびに課金される方式です。
「インプレッション課金」とも呼ばれ、より多くのユーザーに広告を見てもらい、認知度向上を目的としている場合におすすめです。
CPC(クリック)課金
広告がクリックされるたびに課金される方式です。
自社サイトや、アプリダウンロードページへの誘導が目的である場合におすすめの課金方式です。ウェブ広告の中でも最もスタンダードな課金体系です。
CPI(アプリインストール)課金
アプリがインストールされるたびに課金される方式です。
スマホアプリのインストールを目的としているキャンペーンに向いていますね。
CPV(動画視聴)課金
動画の再生時間に応じて課金される方式です。
そのため動画広告のみに選択可能となっています。動画がすべて再生される、または10秒以上再生されると課金が発生します。
Instagram広告は20~40代の女性をターゲットとする場合は特におすすめ
今回は、Instagram広告の掲載面や課金方式についてご紹介しました。20~40代の女性利用者が多いInstagramでPRしましょう。
簡単にまとめると、
- Instagram広告は広告と感じさせずにPRが可能
- ターゲットを絞った広告運用が可能
- 様々な広告フォーマットがある
Instagram広告にはさまざまな広告フォーマットと課金方法があります。
広告配信目的に応じて、どのフォーマットを選択するか、どういったターゲティングを行うかが重要です。
ターゲットに沿った選定で、パフォーマンスの良い広告運用を行いましょう。