2020.09.03
情報発信や情報収集ツールとしても便利なSNSであるTwitter。そんなTwitterで、「フォロー&リツイートをした方の中から抽選で〇〇をプレゼント!」というようなツイートを目にすることがありませんか?
これは、「Twitterキャンペーン」というもので、多くの企業公式アカウントなどが行っています。Twitterキャンペーンではプレゼントなどの用意が必要ですが、発信方法次第では、フォロワー増加など大きな効果が見込めます。
今回は、Twitterキャンペーンの効果や実際に企業が行っているTwitterキャンペーン事例についてご紹介します。
Twitterキャンペーンで見込める効果
アカウントのフォローや投稿のリツイートを条件としたTwitterキャンペーンを行うことで、実際にどのようなメリットがあるのか。ここからは、Twitterキャンペーンで得られる効果や成果について説明していきます。
フォロワー獲得・アカウントの認知拡大
アカウントのフォローを条件にすることによって、フォロワーが獲得できます。さらに、キャンペーン投稿のリツイートも条件にすることで、他ユーザーにもキャンペーンが周知され、フォロワーは加速度的に増加します。
しかし、このキャンペーンで得たフォロワーは、プレゼント欲しさに一時的にフォローしたもので、アカウントの情報が欲しいためにフォローした質の良いフォロワーとは言い難いです。
つまり、ここで増えたフォロワーは、キャンペーン応募期間が終わればフォローを外すアカウントも多いんです。
このような一時的なフォロワー増加にならないためにも、キャンペーン中・キャンペーン後は、キャンペーン目的でフォローしたはずのフォロワーを惹きつけて、本当のファンになってもらえるような魅力的な発信をしなければいけません。
ユーザーとの関係構築
キャンペーンのプレゼント対象者とは発送に必要な住所などの個人情報を得るために、ダイレクトメッセージでのやりとりが発生します。その際に、新規フォロワーとコミュニケーションを通して関係構築が見込め、本当のファンになってくれるんです。
Twitterキャンペーンを行うことで、これら以外にも既存フォロワーとの関係強化など様々なメリットがあります。では、実際にどのようなキャンペーンを行えばよいのか。実際に企業が行っているキャンペーン事例を紹介していきます。
Twitterキャンペーンの事例
Twitterを使ったキャンペーンはたくさんあります。今回は、参加する人を飽きさせない効果的なキャンペーン事例を2つご紹介します。
サントリー(本田とじゃんけん2020キャンペーン)
サントリーさんは自社の製品であるペプシコーラの宣伝として、サッカー元日本代表の本田圭佑さんとコラボレーションしたキャンペーンを行いました。
※キャンペーンは終了しています。
アカウントをフォローして、ミニゲームに成功すると抽選でペプシコーラが当たるというキャンペーンです。
企画そのものの面白さもさることながら、「#本田とコイントス」「#本田とじゃんけん」などのオリジナルハッシュタグをキャンペーンに利用することで、トレンド入りし認知拡大などの副次的効果がありました。
ローソン
コンビニ大手のローソンさんも、Twitterを使ったキャンペーンを実施しています。
アカウントのフォローとリツイートで、ローソン独自開発のスイーツブランドである、「ウチカフェ」の商品を抽選で1日1万人にプレゼントするというものです。
キャンペーンの参加方法は簡単で、フォローしてリツイートすると、Twitter上ですぐに結果が分かる仕様になっています。当選した場合は、商品が届きますが、このキャンペーンの工夫は外れた人への対応です。
もし、抽選で外れてしまっても、全ての人にローソンで使えるクーポンが配布されるようになっています。これにより、外れた人もキャンペーン終了後もフォローを外すことがなく、キャンペーンを行う度に安定してフォロワーが増えるような仕組みが出来上がっているのです。
Twitterキャンペーンは、フォロワーからファンになってもらうための工夫も必要
今回は、Twitterキャンペーンの効果や使い方や、実際に企業が行っているTwitterキャンペーンの事例についてご紹介しました。
- Twitterキャンペーンを行うことで多くのフォロワーを獲得可能
- 新規フォロワーとのコミュニケーションを行う機会にもなる
- キャンペーンの効果を維持するためには工夫が必要
- キャンペーン実施の際は、フォロー&RTのような参加しやすいキャンペーンを心がける
- ユーザーが参加したくなるような仕掛けやコラボ、商品の魅力があればなお良し
Twitterキャンペーンを上手に活用して、新規フォロワー獲得やアカウントの認知拡大、そして本当のファン獲得を目指しましょう。
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