2026.04.08
SNSを活用したマーケティングを検討しているけれど、
「どのSNSに力を入れるべきかわからない」
「各プラットフォームのユーザー数がよくわからない」
と感じている担当者の方は多いのではないでしょうか。
SNSは種類が多く、それぞれユーザー層も特徴も大きく異なります。
自社のターゲットに合ったプラットフォームを選ばなければ、どれだけコンテンツに時間をかけても期待した成果には結びつきません。
この記事では、企業のSNS担当者が押さえておきたい主要7媒体(X・Instagram・TikTok・YouTube・Facebook・LINE・Threads)の最新ユーザー数と各プラットフォームの特徴・活用ポイントを、公式情報をもとに整理しました。
「SNSを本格的に始めたい」「現在の運用を見直したい」という企業担当者様はぜひ参考にしてください。
主要SNSのユーザー数一覧

まずは各SNSの国内月間アクティブユーザー(MAU)数を一覧でご確認ください。
※プラットフォームによって公表データの時点が異なります。最新情報は各媒体の公式発表を参照してください。
| SNS | 国内MAU | 世界MAU | データ時点 |
| LINE | 1億人以上 | – | 2025年12月 |
| YouTube | 7,370万人以上 | 25億人以上 | 2024年5月 |
| X(旧Twitter) | 6,800万人以上 | 5億7,000万人 | 2025年5月 |
| 6,600万人以上 | 30億人以上 | 2023年11月 | |
| TikTok | 4,200万人以上 | 15億6,000万人以上 | 2025年11月 |
| 2,600万人以上 | 32億人超 | 2019年3月 | |
| Threads | 1,230万人以上 | 4億人以上 | 2025年8〜9月 |
日本国内のSNSシェアは、2025年8月時点のMAUランキングでは、LINE(7,080万人)、YouTube(6,540万人)、Instagram(4,230万人)がトップ3にランクインしています(ヴァリューズ調査、20歳以上対象)。
また、コムニコ社の公式データによれば、2025年12月末時点でLINEの国内月間利用者数は1億人以上に達しています。
LINE|国内No.1!生活インフラとなった連絡ツール

国内MAU:1億人以上(2025年12月)
LINEは年齢・性別を問わず広範なユーザー層にリーチできる点が強みで、国内ユーザー数は1億超。
日本の人口の多くをカバーしており、もはや生活インフラといえる存在です。
ユーザー層の特徴
LINEは若年層はもちろん、シニア世代でも利用率が80%を超えており、年齢や性別を問わず幅広いユーザーにアプローチできるのが特徴です。
2025年6月に発表された総務省の調査でも、全年代で90%以上の国民が利用していることが明らかになっており、「使っていない人を探す方が難しい」プラットフォームといえます。
企業活用のポイント
LINEの企業活用で最も一般的なのがLINE公式アカウントの運用です。
友だち登録してくれたユーザーに対して、クーポン配布・セール情報・予約受付などを直接届けられる点が強みです。
・クーポン・セール情報の配信:メルマガ感覚でプッシュ通知が届く
・チャットボット対応:問い合わせの自動化や一次対応が可能
・リッチメッセージ・カルーセル:視覚的に魅力的な情報発信ができる
「LINE友だち登録者=自社サービスに関心がある見込み客」として捉えられるため、CVR(コンバージョン率)の向上にも直結しやすいのが特徴です。
YouTube|全世代に届く動画プラットフォーム
国内MAU:7,370万人以上(2024年5月)
グーグル日本法人は、YouTubeの18歳以上の月間視聴者数が2024年5月時点で7,370万人を超えたと発表。
18歳以上の日本の人口の68%以上にあたり、前年の同イベントで発表した視聴者数より3.5%増加しました。
ユーザー層の特徴
YouTubeの年代別利用率は、最も高いのは30代で97.9%、次いで20代が97.2%、10代が95.7%と続き、依然として若年層〜ミドル世代の圧倒的支持が確認されます。
中年層でも40代で91.8%、50代で83.0%と高く、60代でも71.2%と大半の世代で過半数以上の利用が見られます。
テレビとの親和性も高まっており、20〜23年の3年間でコネクテッドテレビによるYouTubeの視聴時間が2倍以上に増えたことも注目点です。
リビングのテレビ画面でYouTubeを見る習慣が定着しつつあります。
企業活用のポイント
YouTubeは「動画コンテンツで信頼を積み上げる」場として機能します。
テキストや静止画では伝わりにくい商品・サービスのデモンストレーション、社員紹介、ノウハウ解説など、ブランドの「深さ」を表現できるのが最大の強みです。
・ブランディング動画:会社・サービスの世界観を伝える
・ハウツー・解説動画:SEO効果が高く、検索からの流入も見込める
また、ショート動画の視聴者数が前年同月比2割増で伸びており、「ショート動画をきっかけに長い時間の動画を視聴する」と回答した人も69%に上っています。
TikTokやリールと合わせて横展開する企業が多いです。
X(旧Twitter)|リアルタイム性と拡散力が最大の武器

国内MAU:6,800万人以上(2025年5月)
日本法人代表の松山歩氏が「Web担当者Forum ミーティング 2025 春」で発表した情報によると、国内月間アクティブユーザー数は6,800万人(2025年5月発表)。
日本は米国に次ぐ最大の市場となっています。
また、同発表では国内デイリーアクティブユーザーが4,000万人にのぼることも明らかにされています。
これは「1日に1回以上使う人が4,000万人いる」ということであり、日常的な習慣として定着していることがわかります。
ユーザー層の特徴
匿名性が高く、10代〜20代を中心にテキストコミュニケーションが活発です。
ニュースや話題がいち早く拡散されるリアルタイム性の高さがXの最大の特徴。
「今起きていること」に敏感なユーザーが多く集まっています。
また、世界全体での月間アクティブユーザーは5億7,000万(2024年第二四半期発表)に達しており、グローバルでの影響力も依然として大きいプラットフォームです。
2026年3月30日からは日本語の投稿が英語に自動翻訳され、米国ユーザーの「おすすめ」に表示されるようになりました。
これに伴い、米国のXユーザーの間で日本語のツイートが拡散され、話題となっています。
企業活用のポイント
Xはバズ(拡散)による認知拡大と、リアルタイムの情報発信に強みを持ちます。
・キャンペーン実施:リポスト・引用リポストを活用したキャンペーンは拡散力が高い
・カスタマーサポート:問い合わせ窓口やコミュニケーションの場として活用している企業も多い
・トレンドの観測:ユーザーのリアルな声・口コミをモニタリングできる
・PRラベル機能:2026年3月より有料パートナーシップラベルの運用が開始。透明性の高い商用投稿が可能に。
Instagram|ビジュアルで世界観を伝える定番SNS

国内MAU:6,600万人以上(2023年11月)
国内のアクティブアカウント数については、「Meta Marketing Summit Japan 2023」で「日本のInstagramの利用者数は、2019年に公表した3,300万人から4年の間に、倍以上に広がっています」と発表。
これをもとに6,600万人以上であると判断されています。
世界規模での月間アクティブユーザー数は30億人以上(2025年9月)に達しており、世界有数の巨大プラットフォームのひとつです。
ユーザー層の特徴
全年代の利用率は48.5%、利用率が一番高い年代は20代で78.6%。
男女比では男性42.3%、女性54.8%と女性の方が多く利用しているメディアです。
特に20〜30代の女性ユーザーが多く、ファッション・美容・グルメ・インテリア・旅行などのビジュアル映えするカテゴリとの相性が抜群です。
企業活用のポイント
写真・動画によるビジュアルコミュニケーションが中心のInstagramは、ブランドの「世界観」を伝えることに長けています。
・フィード投稿:ブランドの一貫したビジュアルトーンを築く
・リール(短尺動画):アルゴリズムによる拡散が起きやすく、新規フォロワー獲得に有効
・ストーリーズ:24時間限定の投稿でリアルタイム感のある発信ができる
・ショッピング機能:商品タグ付けで購買導線を短縮できる
動画プラットフォーム別の国内の動画視聴時間で、Instagramリールは2位です。
特徴的なのは動画再生中の広告への反応で、他の動画プラットフォームでは視聴者の60%が不満を持つ一方、Instagramの動画広告の場合は60%のユーザーが「気にしない」「楽しんでいる」と回答しています。
これは企業にとって非常に魅力的な数字といえます。
TikTok|急成長を続けるショート動画の王者

国内MAU:4,200万人以上(2025年11月)
10代の利用率が他の年代より圧倒的に高く、2017年にリリース開始後、わずか4年で世界の月間アクティブユーザー数が10億人を突破しており、Instagramの2倍の速度で成長しています。
世界全体での月間アクティブユーザー数は15億6,000万人以上(2024年2月)に達しており、Facebook・Instagramに並ぶグローバルプラットフォームへと成長しています。
ユーザー層の特徴
全年代の利用率は25.1%、利用率が一番高い年代は10代で62.4%となっています。
男女比では男性22%、女性28%と女性の方が多く利用しているメディアです。
「若者のSNS」というイメージが強いTikTokですが、近年は30〜40代の利用も増加傾向にあり、ユーザー層は着実に広がっています。
企業活用のポイント
TikTokの最大の特徴は、フォロワーが少なくても「おすすめ(レコメンド)」アルゴリズムによって多くの人にコンテンツが届く点です。
これは他のSNSにはない強みで、ゼロからの認知獲得が比較的しやすいプラットフォームといえます。
・バズ狙いの認知拡大:面白さ・意外性・情報性があればフォロワー関係なく拡散
・TikTok Shop:2025年6月に日本で正式スタートしたEC機能。動画視聴から購買までアプリ内で完結できる
・インフルエンサーコラボ:若年層へのリーチにはTikTokクリエイターとのコラボが効果的
【関連記事】TikTok Shopとは?2026年に企業が知るべき仕組み・特徴・活用ポイントを徹底解説
Facebook|30〜40代ビジネス層に強い実名SNS

国内MAU:2,600万人以上(2019年3月)
Facebookは2019年以降、日本国内の公式ユーザー数の発表が行われていません。
ただし世界全体では約31億人のユーザー(2024年12月末時点)がアクティブであり、依然として世界最大規模のSNSです。
ユーザー層の特徴
2025年の全世代におけるFacebookの利用率は26.8%。
年代別に見ると、30代が最も多く39.2%、次いで40代が38.6%、50代が32.1%と続き、30〜50代がメインユーザー層となっています。
若年層の利用は少ないものの、30〜40代のビジネス層が中心というのは企業マーケティングにとって大きなメリットです。
購買力が高い世代に直接リーチできる点は他のSNSにはない強みといえます。
企業活用のポイント
実名登録制のFacebookは、信頼性の高い情報発信とBtoB向けのコネクション構築に向いています。
・Facebookページの運用:会社・サービスの情報発信窓口として活用
・Facebook広告:Meta広告プラットフォームを通じ、年齢・性別・職業など詳細なターゲティングが可能
・Facebookグループ:コミュニティ形成やファン育成に有効
・Instagram連携:Meta社が運営するため、Instagram広告との一元管理・配信が可能
Threads|急成長中の新興テキストSNS

国内MAU:約1,230万人(2025年8〜9月)
Meta社のThreadsは、2023年7月のサービス開始から2年間でユーザー数が1,230万人に達し、222%増という高い伸び率を示しました。
世界規模ではThreadsの世界における月間アクティブユーザー数が4億人を突破(2025年8月13日)しており、X(旧Twitter)の代替としての地位を着実に固めつつあります。
ユーザー層の特徴
Threadsユーザーの男女比は男性約46%、女性約54%と半々で、年代分布では20代が24.8%と最も割合が高いという結果となっています。
また、月の平均アプリ起動日数分布を見てみると、1〜5日/月のユーザーが57%と、週に1回程度起動するユーザーが半数以上を占めています。
現時点では習慣的な毎日利用者よりも、ライトユーザーが多い傾向にありますが、機能拡充とともに使用頻度は高まっていくと予測されます。
企業活用のポイント
Threadsはまだ広告機能が本格展開の途上にある(2025年4月より広告開始)新興SNSですが、先行して企業アカウントを育てておくことに価値があります。
・X(旧Twitter)的な情報発信:テキスト中心のカジュアルな発信で親しみやすいブランドイメージを構築
・Instagram連携:Instagramのフォロワーに直接リーチできるため、既存ファンのThreads移行が容易
・新機能を先取り:2025年1月には予約投稿機能も追加されるなど、継続的なアップデートが続いている
複数運用or1媒体集中?SNS選定の考え方

SNS選定で最も重要なのは、自社のターゲットユーザーがどのプラットフォームにいるかという点です。
以下の目安を参考にしてみてください。
・10〜20代に届けたい → TikTok・Instagram・X
・20〜30代女性にアプローチしたい → Instagram・TikTok
・30〜50代のビジネス層を狙いたい → Facebook・X・LINE
・年齢・性別問わず幅広く届けたい → LINE・YouTube
複数SNS運用のリスクと対策
「すべてのSNSをやればいい」という発想は間違いではありませんが、リソース不足によって全媒体の運用が中途半端になってしまうケースが非常に多いです。
SNSの運用は「投稿するだけ」ではなく、コンテンツの企画・制作・投稿・コメント対応・分析・改善というサイクルを回し続ける必要があります。
人員や予算が限られている場合は、まず1〜2媒体に絞って成果を出してから横展開するアプローチが現実的です。
SNSごとの向き・不向き早見表
| 目的 | おすすめSNS |
| 認知拡大・バズ狙い | TikTok・X・Instagram(リール) |
| 購買・EC連携 | Instagram・TikTok Shop・LINE |
| ブランディング・世界観構築 | Instagram・YouTube |
| ファンとのコミュニティ形成 | X・LINE |
| 採用広報・BtoB発信 | X・Facebook・LinkedIn |
| リアルタイム情報発信 | X・Instagram(ストーリーズ)・LINE |
まとめ

この記事では、2026年最新の国内SNSユーザー数をもとに、主要7媒体の特徴と企業活用のポイントを解説しました。
改めてポイントを整理すると、
・LINE:国内1億人超。全年代にリーチ可能な生活インフラ
・YouTube:7,370万人。全年代向けの動画プラットフォーム。コネクテッドTVでの視聴増も追い風
・X(旧Twitter):6,800万人。リアルタイム性・拡散力が高い。日本は世界第2位の市場
・Instagram:6,600万人。20〜30代女性に強いビジュアルSNS。広告受容性も高い
・TikTok:4,200万人。若年層中心だがユーザー層は拡大中。TikTok Shopでの購買導線も強化
・Facebook:2,600万人。30〜50代のビジネス層向け。Meta広告との連携が強力
・Threads:1,230万人。急成長中の新興SNS。先行参入の価値あり
SNS運用で大切なのは、「どのプラットフォームで何を発信するか」という戦略設計です
ユーザー数が多いからといって自社のターゲットがそこにいるとは限りません。
データを正しく読み取り、自社の目標・ターゲットに合ったSNS選定と運用設計をすることが成果への近道です。
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【参考資料】
・LINEヤフー株式会社 公式発表(2026年1月29日)国内月間利用者数1億人以上/2025年12月末時点
・Google日本法人「YouTube Brandcast 2024」(2024年5月)国内18歳以上の月間視聴者数7,370万人以上
・X日本法人 松山歩氏「Web担当者Forum ミーティング 2025 春」(2025年5月)国内MAU 6,800万人・DAU 4,000万人
・Meta「Meta Marketing Summit Japan 2023」(2023年11月)国内Instagram利用者数6,600万人以上(推計)
・TikTok公式発表(2025年11月)国内MAU 4,200万人以上
・CNET Japan 長谷川前フェイスブックジャパン代表インタビュー(2019年)国内Facebook MAU 2,600万人(参考値)
・Meta Newsroom / アダム・モッセーリ氏 Threads投稿(2025年8月13日)世界MAU 4億人以上
・株式会社ヴァリューズ「SNSユーザー数ランキング調査(全30サービス)」2023年8月〜2025年8月
・株式会社コムニコ「WE LOVE SOCIAL|SNSユーザー数ランキング」2026年4月版
・総務省「令和6年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」2025年6月
【補足】
・Facebookの国内ユーザー数は2019年以降、公式発表がありません。参考値としてご活用ください
・Instagramの国内ユーザー数はMeta社による具体的な数値の公表がないため、2023年の発言をもとにした推計値です
・各SNSのユーザー数はMAU・DAU・利用者数など定義や調査方法によって数値が異なる場合があります
・本記事のデータは2026年4月時点の情報をもとにしています。SNS市場は変化が速いため、最新情報は各媒体の公式サイトをご確認ください