FacebookやInstagram、Twitter、LINEなど、SNSを効果的に使ってプロモーションすることは、ウェブマーケティングでは必要不可欠となっています。
Instagramをビジネス目的で利用する「Instagramマーケティング」もその一つです。
今回はInstagramにスポットを当てた、「Instagramアカウント」の基礎的なマーケティング手法について解説をしていきます。

Instagramの特徴を押さえる

各SNSごとに特徴がありますよね。
Instagramでマーケティングをするにあたり、InstagramがどのようなSNSであるかを理解しておくことが大切です。
Instagramの代表的な特徴は以下になります。

  • Instagramは画像、または動画を使って投稿するSNS
  • 文章よりも画像で訴求する
  • フォロワーに好まれるビジュアルの投稿が求められる
  • ハッシュタグを複数つけられる
  • ユーザーの70%は10~30代
  • 女性ユーザーの比率が多め

Instagramマーケティングを行う目的を押さえる

Instagramマーケティングを行う目的を押さえる

「マーケティングする」ということは、目的があるはずです。
「どんな目的でこのアカウントを運用するのか」をしっかりと明確化しておきましょう。
目的を明確化する方法を以下より説明していきます。

KGIの設定

KGI:Key Goal Indicator(重要目標達成指標)の略です。
シンプルに言い換えるならば「マーケティングのゴール」ですね。

  • 「自社商品の売り上げを前年度比より倍にしたい」
  • 「商品の認知度をアップしたい。」

など、Instagramマーケティングを行い、最終的に到達点としたいところはどこなのかを明確にしてチーム内で共有しましょう。

KPIの設定

KPI:Key Performance Indicator (重要業績評価指標)です。
シンプルに言い換えるならば「数値的な中間目標」のことですね。
ゴール(KGI)へ到達するためには、その過程において達成すべき中間目標が多かれ少なかれ設定可能なはずです。

  • 「商品の売り上げを5%上げる。」
  • 「顧客数を1000人まで増やす。」

など、数値を用いた具体的な中間目標がKPIにあたります。
様々なKPIを達成した先にKGIがあるということですね。

Instagramで確認できる数値

では、InstagramマーケティングでKGIを達成するために確認できる数値には、どのようなものがあるのか確認していきましょう。

フォロー数

アカウントをフォローしてくれているユーザーの数です。フォローするとそのユーザーのタイムラインに投稿が表示されるようになるわけですから、「アカウントの顧客(ファン)数」ともとらえられます。

いいね数

投稿を見たユーザーが「すごい!」「素敵だね!」といった意志表示をするための機能です。2019年より非表示となりましたが、自身のアカウントであれば確認が出来ます。

保存数

投稿した写真の右下に「保存」ボタンがあります。ユーザーの保存ページに保存されますので「この投稿を特に気に入っている」とうユーザーの気持ちの表れとも言えます。

エンゲージメント

投稿に対して「いいね!」やコメント、保存などが行われた回数です。

これらの数値は「Instagramインサイト」という、企業向けアカウント用にインスタグラムが用意しているビジネスツールで管理が出来ます。
Instagramインサイトは、インスタグラムのアカウントをビジネスプロフィールに変更することで誰でも無料で利用できるようになります。

 

今回は、Instagramマーケティングの基礎知識について解説しました。
Instagramマーケティングでは、フォトジェニックな画像やインスタ映えする動画も大事ですが、その根底に運用目標、運用目的が無ければ効果的なマーケティングにはなりえません。

「このアカウントで何をしたいのか」をきちんと明確化しKGIの設定をすることが大事です。
そのために、KPIで具体的な数値目標を設定してアカウントをゴールへ導きましょう。

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