今や多くの企業がマーケティング施策の一環として活用しているSNSキャンペーン。なかでもTikTokキャンペーンは、特に若い世代のユーザーをターゲットにして実施されることが多いです。

商品やサービスを世の中に広められるだけでなく、企画の内容によってはTikTok内でトレンドになるケースも。本記事では、TikTokキャンペーンの特徴や他のSNSキャンペーンとの違い、実施する場合のポイントなどを解説します。

目次
TikTokキャンペーンとは
他のSNSキャンペーンとの違い
TikTokキャンペーンを行う際の5つのポイント
まとめ

TikTokキャンペーンとは

TikTokキャンペーンとはフォロー・コメント・投稿など一定の条件を設けて実施される広告施策です。企業やブランドの知名度向上、自社商品・サービスの拡散を目的として実施されます。

TikTokキャンペーンの種類は主に以下の2パターン。

プレゼントキャンペーン:参加条件を設け、インセンティブとして物品や体験を提供する
ハッシュタグキャンペーン:特定のハッシュタグをつけてお題に沿った動画を投稿してもらう

自社の目的に合うキャンペーンを選び、インフルエンサーや広告の活用などもあわせて検討するといいでしょう。

他のSNSキャンペーンとの違い

TikTokには15秒〜10分の動画を投稿できます。短い動画で端的に情報を伝えられるためユーザーに受け入れられやすく、自然にプロモーションできる点が企業にとって魅力です。

かつ、アプリ内で撮影→編集→投稿という一連の流れを完結させられるので、キャンペーン用動画を作成する手間やお金もかかりません。

TikTokキャンペーンは主に若者への訴求に適しています。現在ではユーザーの平均年齢は34歳と年々上がりつつありますが、10代〜20代のユーザーが全体の約半分を占めており、他のSNSよりも若年層に拡散するのが得意です。また、ドラマや炭酸飲料、お菓子など若い消費者にウケの良い商品・サービスの宣伝も◎

以下、TikTok以外のSNSキャンペーンについて解説します。なお、各SNSごとに規約や禁止事項があるので実施前に確認しておきましょう。

Twitterキャンペーンの特徴

TwitterキャンペーンはTikTokよりも幅広い世代に届けられます。フォロー・いいね・リツイートなどを条件に実施されることが多いです。

特徴的なのがリツイート機能。フォローされていないユーザーにも投稿を表示させることができるので、強い拡散力を期待できるでしょう。

また、ユーザーがリツイートやハッシュタグ投稿といった応募アクションを行い、その場で当選結果が分かる『インスタントウィンキャンペーン』という機能も。即効性によってユーザーのキャンペーンへの参加を促すことができます。

Instagramキャンペーンの特徴

Instagramのキャンペーンでは「#プレゼントキャンペーン」といったハッシュタグをつけて投稿し、拡散します。他のSNSキャンペーン同様にフォローやいいね、指定のハッシュタグをつけての投稿などを条件に実施し、DMで当選発表を行う形式が一般的です。

キャンペーンの特典・プレゼントを画像で伝えることができる点や、ユーザーの参加のしやすさが特徴。フィード広告やストリーズ広告を活用すれば、より応募数を増やせます。インスタグラマーとコラボしやすいところもポイントです。

TikTokキャンペーンを行う際の5つのポイント

企業がせっかくTikTokでキャンペーンを開催するなら、高い参加率や拡散を狙いたいですよね。キャンペーンを成功させるためには、参加条件の設定やプレゼント・インセンティブの選定などいくつかの要素があります。目標を達成できるように以下で紹介するポイントを押さえましょう。

参加へのハードルを下げる

TikTokキャンペーンの成功の第一歩は、より多くのユーザーに参加してもらうこと。参加条件が難しいと、企画やプレゼントの内容が良くても動画がスルーされてしまう可能性があります。

TikTokはキャンペーンサイトや懸賞サイトではないので、動画の投稿・視聴を目的として利用しているユーザーが多く、たまたまキャンペーンを見つけて参加するかどうかを決めるからです。

キャンペーンへの参加意欲を削いでしまわないように、フォローやいいねをするだけでエントリーできるなどなるべく手軽な条件が◎動画投稿を条件にする場合は、お題の内容やダンスの振り付けの難易度を低めに設定しましょう。

・見た人が誰でも真似できる振り付けやポーズにする
・友達に見られても恥ずかしくないお題にする
・お手本動画をインフルエンサーに依頼する

などユーザーが参加しやすく、かつ拡散されそうな内容を企画してください。

話題作りになる条件やコンテンツを用意する

TikTokでは「◯◯をした人に抽選でプレゼント」といったキャンペーンだけでなく、「◯◯をしている動画をみんなで投稿しよう」というようなユーザー参加型のキャンペーンも開催されます。能動的なアクションを促すことができ、エンゲージメントの向上につながります。

企画内容が面白ければ参加者(動画投稿者)が増え、さらに多くのユーザーに視聴されて企画を知ってもらえる好循環が生まれます。

オリジナルの振り付けダンスやハッシュタグがトレンド入りすると、TikTokでブームとなり、キャンペーンだけでなく商品・サービスやその企業のアカウントがバズることも。

キャンペーンから流入したユーザーと継続して接点を持ち続けるためには、企業アカウントで普段投稿する動画のクオリティも大切です。高頻度で投稿を行う、トレンドに合った動画を作成する、話題の楽曲をつけるなどの工夫を心がけましょう。

ターゲットに適したプレゼントを用意する

TikTokキャンペーンではプレゼントによって訴求力が左右されます。どんなユーザーにアプローチしたいのか考え、ターゲット層に適したプレゼントを設定しましょう。

例えば、学生がターゲットなのに高価すぎるプレゼントは△
日常生活で使いやすい価格帯の景品を設定するのがおすすめです。

高価なプレゼントが1名に当たるよりも、1つのプレゼントあたりの価格を抑えて10名に当たるキャンペーンのほうが身近に感じて応募しやすいでしょう。また、ターゲットに関わらずプレゼントの受け取りは簡単なものが吉。

受け取りに必要な入力項目が多かったり、店頭まで足を運ぶ必要があったり、アンケートに答えなければいけなかったりと工程が多いと避けられる可能性があります。

参加するメリットを提示する

ユーザー参加型キャンペーンの場合、プレゼント以外のメリットの提示も必要です。動画を投稿するユーザーのなかには「有名になりたい」「動画がバズってほしい」という想いでキャンペーンに参加する人もいます。

可愛く見えるポーズやダンス、紹介したくなるような商品・サービスをキャンペーン内容として設定することで、参加者の増加を見込めるでしょう。広告モデルとしての採用など、ユーザー自身の知名度の向上につながるインセンティブの設定も効果的です。

成功事例①グリコ「#ポッキー何本分体操」

江崎グリコ株式会社は、ポッキー&プリッツの日である11月11日に合わせてTikTokキャンペーンを実施。お題に合った動画を作成&ハッシュタグ「#ポッキー何本分体操」をつけて投稿すると、選ばれたユーザーの動画が東京・渋谷の街頭ビジョンで放映されるというキャンペーンでした。

同キャンペーンで投稿された動画は2万本以上、総再生回数は2,700回以上となり、TikTok内でブームに。企業のブランディングに大き貢献した事例です。

成功事例②J:COM「#もののけついてんね」

JCOM株式会社はオリジナル楽曲に合わせて自社キャラクター“ざっくぅ”のARスタンプといっしょに踊り、ハッシュタグ「#もののけついてんね」をつけて動画を投稿するキャンペーンを実施しました。

当選者の特典は、グリコと同じく渋谷の街頭ビジョンにTikTokの動画が映し出されること。人気TikTokerによるお手本ダンスも投稿したことで、10日間のキャンペーン期間中に約900件の動画が投稿されました。
10代・20代の若年層と上手くコミュニケーションをとれた事例です。

成功事例③東京カレンダー「#東カレドラマに出たい」

東京カレンダー株式会社は、ハッシュタグ「#東カレドラマに出たい」をつけてお題に沿った動画を投稿したユーザーの中から1名にドラマの出演権を与えるキャンペーンを実施。他の企業とは違う独自のインセンティブで注目を集めることに成功しました。

また、公式アカウントで15秒のショートドラマを公開し、動画を最後まで見たユーザーに飲食店のクーポンが当たるキャンペーンも行っています。グルメ情報雑誌を発刊している東京カレンダーならではのキャンペーンですね。

インフルエンサーを起用する

知名度の低い企業やフォロワーの少ないアカウントがキャンペーンを成功させるためには、インフルエンサー(TikToker)の起用も有効です。

TikTokでのプロモーションに慣れていないと、商品・サービスの上手な見せ方や情報の発信方法が分からないことも。インフルエンサーはTikTokのプロなので、多くのフォロワーを抱えているだけでなく、動画編集技術や投稿ノウハウが備わっています。

また、他のSNSも利用しているインフルエンサーが多いため、TikTok以外での拡散も期待できるでしょう。

次の項目をチェックし、自社に適したインフルエンサーを選定&動画を作成することが大切です。
・インフルエンサーのフォロワーと自社のターゲットが一致しているか
・インフルエンサーが設定している謝礼が予算内に収まるか
・インフルエンサーのイメージが自社製品との親和性が高いか
・プロモーション方法や動画の内容をすり合わせできているか

まとめ

TikTokでキャンペーンを実施している企業は年々増加中です。他SNSと同じようにプレゼントを用意したキャンペーンはもちろん、ユーザーが楽しみながら参加できるキャンペーンなら話題性・拡散性も見込めます。

キャンペーンで成功した企業の事例を参考にしつつ、オリジナリティのあるユニークなキャンペーンを企画してみてはいかがでしょうか。

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